発表からいったい何ヶ月経過しただろうか?
幾つものバイク雑誌、メディアに取り上げられ高評価を受けつつもなかなかリリースされなかった機材が入荷してきました。
プロフォーマットと呼ばれる設計思想、感覚を数値化することで推進力を最大化することに成功したANCHOR が放つ最高峰のレーシングバイク RS9エアロ化でもなく、行き過ぎた軽量化でもなく、むやみな高剛性化でもない。
RS9が追及したのは『前に進む』性能の最大化だ。ブリヂストンタイヤの研究施設を使い最新の解析技術を用いて、ブリヂストン・アンカー選手が感じているバイクに求めれれる性能を徹底的に解析して数値化。フレーム開発プロセスに徹底的にフィードバックして生まれたのがRS9だ!これまでのハイエンドモデルで使用されていた素材よりも1.5倍以上の高弾性のカーボンマテリアルを採用。
より少ない積層で剛性の確保と軽量化も合わせて生み出された。
力強く踏んだ時に後輪が振れることを抑制するために、BB周辺のリブを大幅に補強。踏力を最大限に推進力に変換してくれる。 オーソドックスなシートステーは適度なしなりにより、快適性を生み出す形状になっている。 MTBでもその性能が実証されているループエンド形状。細かな振動を吸収しつつ無駄なく駆動力を後輪に伝える。テーパーヘッドによってハンドリン性能を最適化。ヘッドセットの下玉押しをフォーク自体に組み込むことにより回転制度と軽量化を実現させている。BBはプレスフィットを採用しながらも強度と信頼性を保つため、あえてアルミスリーブを用いている。よく見ると隠れたところに配色を施してあり、唸るような匠の技が感じられる。
ANCHORは際立った特徴が無い反面、バランスが良く優等生的なバイクである。
乗りやすさ扱いやすさに長けており、乗れば乗るほどその味がシミジミと解ってくるスルメ(?)のようなブランド。その中のフラッグシップモデルがRS9。
オーナー様の反応が今から楽しみです。
N山様 今しばらくお待ちください。