Cento10Air(チェントディエチエアー)

最新情報です!
Wilier Triestina が2018年シーズンから フランスのプロコンチネンタルチーム
Direct Energieディレクトエネルジー)にバイクを供給することになりました!

ディレクトエネルジーは今年のツール・ド・フランスでもベテラン、若手が活躍した伝統あるチームです。
来年の春のクラッシク、グランツールで Wilier がゴールを一番初めに駆け抜ける雄姿を目にできるかもしれません。今からわくわく、期待大ですね!DSC09020既にお客様は目にされていますが、長年乗り続けていたWilier Cento1から、このCento10Air(チェントディエチエアー)に乗り換えることにしました。
昨年、誕生110周年を迎えたWilier 新たなフラッグシップとして技術の粋を集めて創り出されたモデルです。
Cento10Air の特徴を上げるとすると、一つで三つ美味しいロードバイクです。
具体的に説明すると
そこそこ軽量(軽過ぎず)で、コンフォートな乗り心地を維持し、空気抵抗を軽減させるエアロロード。軽量、快適、エアロが高次元でまとまっている一つで三つ美味しいモデルということなのです。DSC09035ぱっと見て目を引くのがアラバルダと名付けられたステムとハンドルが一体となったハンドルバーでしょう。フレームとこのアラバルダハンドルバーを組み合わせることで従来からある Cento1 Air(チェント ウノ エアー)よりも空気抵抗を12%軽減させることに成功しています。コラムスペーサーもエアロ形状。DSC09036

シフトケーブルはハンドルバーを通りヘッド部前方を通り抜けダウンチューブの中に導かれています。ブレーキケーブルも同じようにハンドルバーを通るワイヤリングになっており、極めてスマートな外観を作り出すことに成功しています。むろん空力は言わずもがなです。DSC09031そして、かゆいところに手が届く?
アラバルダ専用のサイクルコンピュータマウントをWilierは準備してます。もともとはガーミン等に使いやすい形状だったのですが、少し手を加えてパイオニアのサイクルコンピュターを取り付けれれるように改造しました。

流れるようなヘッドチューブからカムテール形状をしたダウンチューブへ。
DSC09032DSC09023こちらもカムテール形状のシートチューブとRitchy製の専用シートポスト。
DSC09025フロントフォークとシートステイの形状は今主流となりつつあるワイドリムと太いタイヤ25Cがきれいに治まるように幅広に設計されています。DSC09028 この大股の形状は空気を引き裂くと言うより、上手く空気を逃がしてやる設計思想と表現した方が良いかもしれません。 DSC09026正直、最初のぱっと見た目の印象はエアロロードだけあって乗り心地はさほど期待しておりませんでした。また空力も私達が走る速度域ではその効果が期待できるのか?と疑問でもありました。そして上りもどうなんだろうか・・・DSC09037しかし、乗り込むとともにその期待は見事に裏切られたのです!
DSC09020あきらかに普段巡行する速度でも軽く進み、エアロ効果を感じられています。
乗り心地も前のCento1よりも格段に振動吸収性を感じられています。ディープリムのホイールを履いていてもです。
スプリントでガッチリパワーを受け止めてフレームに伝えてくれるアラバルダハンドルバー。面白いほどスムーズに高回転で回すことが苦にならないフレーム。

本当に期待を良い意味で大きく裏切ってくれたCento10Air(チェントディエチエアー)、しみじみと良いBikeです。

カラーはレッドと ホワイト、マットブラックがございます。 Cento10AIR---WhiteCento10AIR---Matt-Black
拘る貴方の次の一台としてぜひご検討ください。
自信を持って薦められる一台です。