カーボンフレームの自転車は通常通り使っている限りは丈夫ですが、転倒などの衝撃で設計された以上の負荷が局部にかかった場合は、取り返しがつかないダメージを受けてしまいます。
オーナー様が、ふとした気の緩みで横転されチェーンステーを破損されてしまいました。一般的にカーボンという構造体は修理が難しいので(表面的に修理してもメーカーが意図した設計のスペックに収まらない)、落胆されていました。
しかし、大変気に入られていたフレームでしたので、何とか基に戻したいと切望されましたので、カーボンリペアで多くの実績があるCARBONDRY JAPANへ送りました。
そして戻ってきたフレームがこちら見事にペイントまでキッチリ元通りに修復してあります。
さて、フレームが元通りになったので心機一転、コンポーネントも新しくR8050 ULTEGRA をインストールさせていただきました。それに加えステルスカバーになった Pionner のペダリングモニターセンサー も採用いただきました。
クリテリウム等レースを走られるオーナー様は新しい試みとして380mmのハンドルをチョイスいただきました。渋く黒いフレームとホイールにピンクがアクセントとして映え、男心をくすぐる(?)仕様に仕上がってますね。
春のレースシーンはもうすぐそこです。
このマシーンでどんどん活躍されることでしょう。楽しみです。