完組ホイールは良くも悪くも完成されたホイールで、購入後直ぐに自転車に取り付けて楽しむことができます。
しかし、愛車(自転車)にコダワリを持っている方は予め準備された仕様のホイールでは満足されない場合が多々あります。そんな違いを求めるコダワリのサイクリストに打って付けなのが手組のホイールです。ご予算や使い方、見た目をご自分の思うように(可能な限り)カスタマイズできます。
今回はDT SWISS のRR411リムとDURA-ACE9000系ハブとSAPIM CX-RAY BKの仕様で組ませていただきました。スポークの方はカラーの統一感を持たせるためにCX-RAYに付属している黒色スポークとさせていただいてます。スポークテンションメーター、センターゲージ、振れ取台を用い誤差が生じないように細心の注意をはらい形にしてゆきます。 どこまで数値を追い求めれるのか、ホイールを組み上げるビルダーの腕の見せ所ですね。
格闘すること数時間、ふ~(汗) 出来上がったホイールは
アルミリムながら1500gを重量に仕上がることができました。同じようなホイールでもハブを別のモノに替えたり、スポークをプレーンタイプにすることによりホイールの重量はほぼ変わらず(少し軽量になる)7万円台で組み上げることも可能です。また逆もしかり。要であるハブをもっと拘りの部品をチョイスされると20万円台にもなったりします。完全に他とは被らない自分オリジナルの仕様にもなるのです。
愛車(自転車)にコダワリを持っているサイクリストの方、手組ホイールという選択肢はいかがでしょうか。