写真で今回の遠征を振り返ってみる前に簡単なレポートをご紹介。
先にご案内したように結果は1時間12分18秒。
良くも悪くも予想通りのタイムでした。
乗鞍のヒルクライムレースに向けては、壱岐のロードレースが終わってから練習を上りにシフト。主にローラーを使ってFTPペースの強化に努める。
8月に入ってからは乗鞍HCの動画を眺めながら1時間、SST(スウィートスポット)でイメージトレーニングを繰り返す。
迎えて本番。
毎年参戦しているセレクシオン南九州のチームメイトの多大なアドバイスのお陰で滞りなく(朝食、場所取り、トイレetc.)スタートを迎えることができた。
感謝。最前列に自転車を並べることができた。スムーズにスタートを切る。
最初の一キロほどは8-9%の意外にキツイ勾配で直ぐに10名ほどの先頭グループが形成された。ここについて行くしかない!と直感が働き少しキツいが食らいつくことにした。苦しい。オールアウトになる前に少しずつ先頭集団から距離を開ける。
その後、先頭グループを見送った後は自分のペースを刻むべくペースダウン。
深呼吸を繰り返し呼吸を整える。ここでも1500m以上の高度なので平地に比べたら酸素が少ないはず。
第1CPで20分経過。予想通りのタイムに落ち着く。
そのあとも初めての標高(2700m)に向かうヒルクライムなので上げ過ぎず丁寧に丁寧にペダリング、呼吸を心がける。
それにしても参加人数多すぎて、抜けども抜けども人々人々だ。
コーナーで落ちてくる選手を抜こうとするとどうしても最短、勾配のあるところを踏んでいかないとならない。
第2CP、残り5㎞、48分位で通過。
森林限界に入る頃、6分後にスタートした同じ年代グループの竹谷選手に抜かれる。これに乗れば早くゴールできる!と暫く後ろに着かせてもらうがじわりじわりと離される。(当然だけども)久々味わうこの悔しさ!
最後のヘアピンを抜けるとゴールまでもう直ぐ。深く呼吸するが何かスカスカした感じ。足に力が入らない。これが高所の影響か。
ゴール前は片側下山用で使用されており、ますますコースは混雑。モガケぬままゴール。
予想したような平凡なタイムに終わった。悪くなかっただけある意味実力どおりで良かったのかもしれない。
上っている最中はキツイ、キツイと感じるばかりだが、終わってしまうと不思議に気持ちがスカッとしてくる。
もっと他にやるべきコトがあったのではないか?
もっと踏めたのではないか?
清々しい気持の間に悔しさが芽生えてくる。
うん、次回はもっとうまく走れるはずだ!