軽量だけでなく

ようやく部品が揃い始め、こだわりのMTBが徐々に形になり始めてます。
今回はホイールを組ませていただきました。

昨今、ホイールと言えば総じて完組ホイール(あらかじめメーカーにより設計値通りに組み付けられているホイール)が主流でしょうが、手組でも驚くほどのコストパフォーマンスと乗り心地、反応性の良さを示せます。リム、スポーク、ハブ、組み方 をお客様と色々協議し目的ご要望に合った仕様を創りだすことができたと思います。

先ずは個々の部品をそろえ間違いがないか、異常がないか確認をとります。P7195456
ハブのフランジにスポークを通してゆきます。前後ホイールやブレーキシステムの違いで通し方が違ってくるので注意が必要です。P7195457
振れ取り台、ニップル回し、テンションメータ、ダイヤルゲージを用い、極めて慎重に丁寧に作業を進めてゆきます。妥協は許されません。
P7195458 さて、組みあがったホイールの重量を見てみましょう。P7195465P7195464
極めて超軽量ではないですが、メーカーの完組ホイールと比べてもそん色ないモノが出来上がりました。P7195463
組みあがったホイールはしばらく寝かせ、スポークテンションを高めながら馴染みを出してゆきます。お渡しする日はもう少し先になりそうです。
K屋さま ありがとうございます。次の作業に取り掛からせていただきます。