2013 おおいたサイクルエンデューロ

昨日は『おおいたサイクルエンデューロ 4時間』に参戦してきました。 結果は何とかソロで優勝することができました。
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レースレポート
初めて参加する大会だったのでコース状況、レース展開も分からず不安だったのでできるだけ自分のペースを乱さないよう心掛けた。 しかし、レース序盤、若い選手が前をガンガン牽くのでペースが極端に上がったりするなか何とか集団後方に千切れず付いてゆく。IMG_6249

1時間経過するころにはチーム(交代走者有り)とソロで走る先頭集団が20名ほどに絞られた。 誰がこの中で脚があるのか?強いのか?周囲の選手のぺダリングやフォームを注視しながらキーになるであろう誰かを確認する。 まだまだ皆元気で、逃げが決まるのか、終盤までもつれるのか?レースの展開が読めない。

2時間を過ぎるころは勢力的に動いていた若い選手もさすがに落ち着き集団で周回を重ねるようになる。 脚が終わった選手が一人減り、二人減り、徐々に先頭手段も絞られてきた。

上りで他の選手より登坂力がある選手が一人いた。 上りでスルスルと前にでて逃げを試みようとするが(?)その後に付く選手が居ない。 そのアタック(?)に乗る選手が数名出てくると逃げが決まるかもしれない。要注意だ。

3時間過ぎ、先頭集団も5、6人に絞られてきた。明らかに皆、疲労が蓄積してきてるようだ。 突然、登坂力の強かった選手がピットに入った。何かトラブルだろうか?

マークしていた選手の一人が突然居なくなったせいか集団の空気が緩んだ気がした。 先頭グループは安堵感漂う空気のまま数周回ねる。

今回の耐久レースはおよそ4kmのコースをそれぞれのカテゴリーの選手が周回してレースをしている。 交代選手がいるチームの選手は時間が経過しても元気が良い。先頭集団で同じスピードで走るか、時にはソロの先頭集団を抜いてゆく勢いだ。

残り30分余り、緩んだ雰囲気の先頭集団に活きの良い選手が紛れ込んだ。チーム参戦の選手だろう。 後ろにへばり付く。スピードの差が今の自分とは圧倒的にあるが、何とかスリップストリームに入ることができた。 平たん路を快走しているとき後ろを確認すると誰も付いてきてなかった。 泳がされたか・・・

上りに差し掛かるとチーム参戦の選手にはさすがに付いてゆけなくなり、単独走になる。 後ろから抜き返されるかもしれないな・・・と思いながら自分のペースで周回を重ねることにした。

自分のペースを保ちながら走ってみると意外にラップタイムは落ちてないことに気づく。 呼吸も落ち着き、思いのほか快適だ。

残り30分、ライディングを楽しむようにぺダリングする。落ち着いてくると観客の中に知り合いの顔がチラホラ見え、応援してくれているのが分かった。 力をもらう。

残り時間6分。頑張ればもう一周周回できるかもしれないと思いぺダリングするが、すでに自分の脚も限界にきていた。あちこちで筋肉が攣る兆候が出始めた。 最後はだましだましぺダリングしながらゴール。
タイム:4:00:36 走行距離:140km(35周) 平均速度:34.9㎞ 獲得標高:1955m 順位:1位(ソロ)  DSC_0328今回は朝練を一緒にしているメンバーから2名参加でした。IMG_6229自転車に跨ると極端に若返るI上氏。IMG_6162女性ながら総合でも中盤に食い込む実力者K賀氏。

朝練でいつもコテンパにやられるメンバーが参加していたならもっと面白いレースになっていたことでしょう?
当店はレースに限らず「きついことを楽しむ」頑張る人を応援したいと思っています。
いかがしょうか、彼方も何かのイベントに参加されてみては?