サイクルマラソンや長距離を走るブルベ、ロードレース、クリテリウムも始まり、いよいよシーズン・インと言った感じですね。
先日、今年のシーズンを飛躍の年にしたい、今までのポジションを改めて見直したいとのご要望がありBIKE FITをさせていただきました。
BIKE FITとは身体に自転車を合わせ、ストレス無くより快適にライディングができるようになることを目的としたフィティングシステムです。 フィティング(調整)する箇所は サドル高、サドル前後位置、サドル向き、クリート前後位置、クリートローテション、足の傾き、左右脚長、スタンス、ステム長、ハンドル上下、ブラケット向き等々を調整してゆきます。
ヒヤリングをした後、身体の状態や柔軟性を確認してゆきます。
左右の脚長はほぼ違いは無いようでしたが、サドルに跨りぺダリングをしていただくと
少しですが左の骨盤が前方に入り込んだような格好で座られてました。これがぺダリングにどのように影響を与えるのか?必ず調整しなければいけない重要な症状なのか?無視しても大丈夫な状態なのか? フィッターの力量の見せ所です。
フィッティングはBIKE FITプログラムを受講したからと言って一様に全てのフィッターが全く同じクウォリティーにフィッティングを行える訳ではありません。フィッターがライダーの状態を考察しライダーの意図するところをくみ取りながら進めてゆく必要があります。
左右の脚長の差を確認することはもとより
内反足を測定し、フィッティングへ活かしてゆきます。
時にはご要望により、激坂を想定したフィティングを重点的に。
長年乗られていたライダーも激変するほどのポジションの変化をもたらしました。
S井さま T橋さま ありがとうございます。
今シーズンの更なる活躍を楽しみにしております。
5月以降は最先端のRETUL (リゥール)の基礎と言うべきTransition to Dynamic Bike Fit(観察・分析方法を動的な動きから取り入れる最新のバイクフィッティング理論) を学び取り入れる予定です。ご期待ください。
当店は更なる高みを目指すシリアスライダーを全力で応援したいと思っております。