先日はお休みをいただいて『九州シクロクロス 第4戦アイランドシティー』へ参戦してきました。今シーズンから始まったシクロクロス競技のシリーズ戦の最終戦です。
シクロクロスは競技のレベルに合わせC3(初級者)、C2(中級者)、C1(上級者)とカテゴリーが別れています。競技時間も30分~60分とレベルに応じて走る時間が決められています。
これにより、それぞれの競技者レベルに見合ったレースが楽しめるようになっています。
他に他の自転車競技と大きく違うところは高さ40cmほどの障害板が設置されているところだ。自転車を担いでゆく必要があり、降りる、担ぐ、超える、乗るの動作がライディングのリズムを狂わし、上手い人とそうでない人のタイム差が如実に表れてくる。
今シーズンの九州シクロクロスは自己申請でカテゴリー登録できるシステムだったので、私が選んだのはC1のカテゴリー。C3、C2 のカテゴリーは参加人数も多かったのですが、C1になると、なんと9名。
ある競技の元日本の代表格選手や現役選手がいて、もそうそうたる顔ぶれで場違いな雰囲気。競技時間は1時間なので最初は様子見で行こうと思ったが、勢いの押されスタート直後からガチなバトルが開始される。
3、4番手で序盤を進むもコース中頃で後輪に異常が発生。
なんと、パンク!
しかし競技は未だ始まったばかり。シクロクロス競技はピットエリアでの機材の交換が認められている。友人に機材提供を頼んでいたのでピットまで進めばパンクした車輪の交換ができ、レースに復帰できる。
後輪に荷重をかけないようにだましだましコースを進む。次々に選手から抜かれ最後尾に。
ピットエリアで急いでホイールを交換。昨今のシクロクロス車は悪条件での信頼性からディスクブレーキ仕様が浸透してきつつあり、類にもれず私のシクロクロス車もディスクブレーキだ。フレームの固定はロードバイクのそれと違い、固定力を増すためにスルーアクスルが採用されている。慣れないスルーアクスルだが思った以上にスムーズに換装することができた。
さて、今から猛追するぞ!
勢いよくコースへ飛び出す。間を開けられているがまだまだ先は長い。絶対追いつけると自分に言い聞かせコースを攻める。攻める。攻める。
プシュ~、またもや後輪に違和感。パンクだ。
今日のレースはなんてついていないレースなんだ!
その後もパンク修理で復帰てコースを攻める、そしてパンクの繰り返し。1レースで4回もパンクに遭ってしまった。
それでも諦めず何とか、どうにか完走。最後までゴールした選手ではもちろん最後尾でした。
しかし走った後は楽しく、何か充足感に満ちたレースでした。
来シーズンも開催される予定ですので、気楽にシクロクロス競技に参加されてみてはいかがでしょうか?
ちなみにC3、C2はMTBでも出走可能です。