9月15日に長野県王滝村で開催された SDA in 王滝 のレポートです。
王滝村の松原スポーツ公園がメイン会場となっており、スタート、ゴール、表彰はここで行われます。各メーカーブース出展で大変にぎわいを見せてました。 少し早く着いたので御嶽山7合目の駐車場まで車で上ってみました。 2400mmの標高があり、20kmほど延々と下りが続いています。舗装路ですがそのまま車で下るのはもったいないとMTBを引っ張り出しダウンヒルを楽しむことにしました。 非公認第一回御嶽山DH大会の開始です。(笑 さて、夕方になるとオープニングセレモニーと競技説明がメイン会場の松原スポーツ公園で行われます。明日のレースに思いをはせながら、皆さん真剣な表情で説明を聞き入っています。時間は過ぎ、 レース当日の午前4時30分、場所取りが解禁されます。競技スタートは6時なのですが、良いポジションからスタートしようと順番の場所取りが始まるのです。暗くて良く分かり辛いでしょうが、すでに数百台の選手とMTBが並んでいます。めったに見ることのできない光景です。 私が出場したのはレース最長カテゴリーの120kmの部。ある一定のレベルをクリアーしていないと出れないカテゴリーであり、真の実力者が集います。レースの結果は昨年より13分遅い7時間台。総合16位、年代別5位でした。一回のパンクとチェーン切れのトラブルに遭いましたが良くやった方でしょうか?台風の影響で時折激しく雨が叩きつけたり、瞬間的に強烈な太陽が照り蒸し暑くなる時もありましたが、何とかどうにか完走といった感でした。完全な練習不足です。
レース後のMTBを眺めると、レースの過酷さがうかがえます。
表彰式を待つ間、顔見知りや、友人たちとしばしの語らい。
九州で一緒に練習した京都在住のN氏。初めての王滝参戦(100km)でかなり面食らわれたようです。それでも6時間16分はお見事!来年は年代別で表彰台に立たれることでしょう。
一緒に参戦した練習中間であるT木氏が昨年に続き今年も見事に表彰台。年代別2位という結果でした。1位の方とのゴール後のタイムを見比べてみると、何とその差は13秒!次は真ん中を狙う!と誓いをたてられました。楽しみです。
今年のキング・オブ・王滝の池田選手に昨年同様差し入れをさせていただきました。今が旬のこのキャラクター。
彼のレースレポートを読むにつけ、あの場面で自分だったら同じような振る舞いができただろうか?と考えずにいられません。今年のドラマを糧に益々飛躍を遂げられることでしょう。
私の右はCanada MTBマラソンナショナルチャンピオンのCory Wallace。コースレーコードの走りは圧巻でした。スタート直後だけでもそのパワーを感じられたことは良い経験になりました。
私の左側はフォルツアの武井さん、遠征、連日のレース、しかも結果を残すこのおっちゃん(失礼)凄すぎです。愛弟子(女性)もロード世界戦で結果を残してくれることでしょう!I am looking forward to it!
今回の遠征は少ない人数でしたがそれぞれの課題が見つかり次につながるレース遠征でした。来年は5月の王滝へ出場予定です。どうですが皆さん一度チャレンジしてみては!新しい自分自身の発見があるかもしれませんよ。